ラジオ波 医療機器

フィジオラジオスティムプロ

主な特徴

徒手療法との融合

ラジオ波温熱はその2つの温熱方式を使い分けることで、表層から関節包や靭帯・腱・筋膜などの深部の膠原線維に効果的に温熱を加えられるため、温熱が実感しやすく、効果が分かりやすいことが特徴です。特に疼痛抑制、筋・関節の柔軟性・可動域改善において効果が高いため、結果的に治療時間の短縮にも繋がります。

また、「徒手療法と温熱物理療法の融合」として、セラピストの手を通して通電可能なヒートハンドは、疼痛や患部の触察、徒手療法と同時にラジオ波温熱が照射できるため、リハビリテーション領域において高い注目を集めています。

運動療法を高める

ラジオスティム プロが他の温熱機器と最も違う点はその心地良い温熱感と、RET プローブを使った際、温熱がアースに挟まれた抵抗の高い箇所に集まるという原理にあります。

これは衣服を着たままでも、筋や腱をストレッチさせることで選択的加温を可能にするということです。

低周波電流による鎮痛、筋萎縮改善

 

低周波電流プローブを用いることで、経皮的電流(TENS)、微弱電流(マイクロカレント)を出力可能。浮腫の軽減や鎮痛、血流の促進が可能です。
※ このプローブからラジオ波温熱は出力されません。 ラジオ波温熱(CET/RET)と同時に使用は出来ません。

急性期に非熱モード

打撲や捻挫といった急性期の浮腫の軽減にもラジオ波は有効です。出力を20%程度、DUTY(間欠モード)を50%にすることで、温熱を感じない非熱モードで組織治癒を促進することができます。

 

使いやすさとデザインを追求した専用ワゴン

ディスプレイは譜面台のように、立っても座っても画面が最も見やすく、タッチしやすいように設計され、2段の棚板は高さを変えることも可能です。短くても長くても使いにくいコードは状況に合わせて必要な長さに取り回しやすくするために本体横のコの字フックに掛けられます。

スパーク防止機能

電極が肌から離れた場合、自動的に出力を停止することでスパークを未然に防ぐ「ゼロスタート機能」を搭載。

カラータッチディスプレイ

7インチのカラータッチディスプレイと、使いやすさを重視したシンプルなインターフェイス。

日本の医療機器規格をクリア

日本国内においてその周波数帯により超短波領域(RF波帯域:13MHz~27.12MHz)の医療機器として、厚生労働省所管の独立行政法人※による承認を得ています。
※ PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)

ラジオ波の原理

電極とアースで体をはさみ、+極と-極を1秒あたり数十万回変化させて体内の分子を振動、分子同士の摩擦熱(ジュール熱)を発生させることで体を温めます。
体外から熱を与えるのではなく、体内で熱を発生させる深部加温が可能です。

温熱動作が異なる2つの温熱方式

CET(キャパシティブ)

CET(キャパシティブ)は、電極がコーティング(絶縁)処理されているため、
電極と皮膚接触面の浅部付近が最も抵抗の高い箇所となり、浅い部位に素早く温熱を発生させることが可能です。

RET(レジスティブ)

RET(レジスティブ)モードは絶縁処理がされていない電極のため、プレート間でエネルギーが入り、広範囲の加温が可能です。抵抗の高い箇所をあえて作り出し、温熱を発生させることが可能です。

抵抗の高い場所に「温熱が集まる」

他の照射型加温機器と大きく異なるのは「抵抗の高い場所に温熱が集まる」というラジオ波の特性にあります。

消耗品に関して

【 ノーマルタイプ 】

一般的なクリームの成分に含まれる金属、塩分を除去することでスパークを抑え、通電率や、ラジオ波温熱をよりよく伝達し、40℃〜50℃時に伸びが良くなるように製造された専用クリームです。

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